ありがとうプロダクト第3弾は、「モッタイ材で作る卓上時計 zogan-clock」です
zogan-clockの特徴
特徴 建築現場や町工場から排出される端材(=モッタイ材)を再利用
その1 建築現場から排出される木材の再利用
住宅を建築する際、様々な木材を目的の住宅に合わせて加工しますが、その際、多くの端材が排出されます。
端材の中でも、柱の端材は、丈夫で長く使える良質な木材が用いられるという特徴があります。
そこで「柱用木材の端材」を、zogan-clockの「時計本体」として再加工して利用することにしました。
柱の材料となる木材
時計本体となるように加工します
その2 町工場から排出される端材の再利用
金属部品を量産する金属プレス加工では、板状の金属板から、製品の形にくり抜いて製造します。
この際、残った部分はすべてスクラップとなりますが、このスクラップの形状は、非常に多様な形状を持つという特徴があります。
zogan-clockは、「プレスのスクラップ」をインデックス(目盛り)として利用することにしました。
プレス加工後に排出されるスクラップ
様々な材質や形状のスクラップがあります
特徴 「メタル象嵌」という新しい取り組み
象眼を使った技法のひとつに、寄木細工の材料を利用して絵画やイラスト画などを描く「木象嵌」があります。
木象嵌で描いたイラスト画
木象嵌で作られたiPhoneケース
zogan-clockは、象眼の技法をモッタイ材向けにアレンジして製作いたします。
具体的には、時計本体の木材に、インデックスの金属を、嵌め込む形で加工を施します。
名付けて「メタル象嵌」。
この取り組みは、木象嵌職人の髙橋秀人さんとともに、取り組みます。
伝統技術である象眼の技法をアレンジすることで、モッタイ材たちがどのように生まれ変わるのか、こうご期待ください。
※注 本ページの写真にある試作品は、象嵌の技術は使用していません。
象眼の技術で製作した場合には、本体部分にインデックスが埋め込まれた状態となります
「製作者紹介」
開発・製作 木象嵌工房 貞(髙橋秀人)
http://mokuzougan.blog14.fc2.com/
有限会社川田製作所(川田俊介)
http://www.kawada-ss.co.jp/
モッタイ材提供(木材) モッタイザイドットコム主宰(gkファクトリー建築設計工房 大垣明弘)
http://www.mottaizai.com/
モッタイ材提供(金属) 有限会社川田製作所(川田俊介)
http://www.kawada-ss.co.jp/
本プロダクトは、クラウドファンディングの「選べるプロダクト(支援額5,000円)」にご支援頂いた方へ、御礼としてお送りする予定です。
クラウドファンディングについては、こちらをご覧ください
https://zenmono.jp/projects/39
※2016/4/11 追記
クラウドファンディングでの応募は4月10日を持って終了いたしました。
また当プロダクトに関して、質問などありましたら、メールまたは問合せフォームよりお問合せください。 info@machi-koba.com